台風が近づいていることもあり、明日以降の天気も読めないので、少し早めに毎年恒例のお墓参りに行ってきました。
以前、箕面に住んでいた頃はお墓まで比較的近かったのですが、芦屋に移ってからは少し遠くなりました。それでも、毎年のお墓参りだけは欠かさず続けています。
結局、今日は心配していたほど雨も降らず、無事にゆっくりとお参りすることができました。
毎年お墓の前に立つと、普段の生活ではなかなか考えることのない、これまでのことや、これからのことを自然と考えます。
今、自分がこうして司法書士として仕事をしていることも、決して自分一人だけでここまで来たわけではありません。家族や周囲の人たち、そして自分より前の世代から続いてきたものの上に、今の自分の生活があるのだと思います。
司法書士の仕事をしていると、「人から人へつないでいく」という場面に多く立ち会います。
相続登記では、亡くなられた方から次の世代へ財産をつなぎます。
遺言では、ご本人の最後の意思を残された方へつなぎます。
成年後見や任意後見では、これからの暮らしを支えます。
そして死後事務では、その方が亡くなられた後のことまで含めて、人生の最後を支えることになります。
考えてみれば、お墓参りもまた、亡くなった人と今を生きる人との「つながり」を確かめる時間なのかもしれません。
独立して司法書士事務所を始めてから、思うようにいかないこともあります。仕事について考え込む日もあります。
それでも、お墓の前で手を合わせていると、焦らず、一つひとつ目の前の仕事をきちんとやっていこうという気持ちになります。
派手なことはできなくても、ご相談いただいた方に「頼んでよかった」と思っていただける仕事を積み重ねる。
そして、相続、遺言、成年後見、終活などを通じて、ご本人の想いや大切なものを次へつないでいく。
そんな司法書士でありたいと、今年のお墓参りでも改めて思いました。
また一年、初心を忘れず頑張ります。