最近の銀行、便利になったのか不便になったのか
最近、一番変わったもののトップ3に入るのではないかと思うのが「銀行」です。
支店はどんどん減り、窓口業務も予約制が増えました。
ネットバンキングやアプリなど、日常的な取引については確かに便利になっています。
その一方で、司法書士として成年後見などの業務をしていると、どうしても銀行の窓口に行かなければならない場面があります。
最近は銀行の入口を入ると、まず受付の方がいて、
「ご予約はされていますか?」
と確認されることも増えました。
予約をしていないと、その時点で少し「予約がないと難しいですよ」という雰囲気になり、場合によっては門前払いに近いような対応をされることもあります。
もちろん、予約制で業務を効率化したいという銀行側の事情も分かります。
ただ、後見業務では急ぎで確認しなければならないことや、窓口でなければ処理できない手続きもあります。
大手銀行では、予約を取ろうとすると数日先になることもあります。
それでも予約なしで窓口へ行けば、かなり長い時間待つことがあります。
さらに困るのが、
「この支店では手続きできません」
「口座を開設した支店でないと受け付けできません」
「銀行の合併やグループ変更の関係で、こちらでは対応できません」
といったケースです。
ようやく時間をつくって銀行へ行き、受付で待ち、順番が来たと思ったら、
「ここではできません」
となると、さすがに疲れます。
後見業務では、ご本人の預金を適切に管理するために、銀行で各種手続きを行う必要があります。
こちらとしても必要があって窓口へ行っているのですが、支店が減り、予約制になり、それでも手続きできる店舗が限られているとなると、以前よりも手間が増えたと感じることがあります。
オンライン化や効率化そのものは、もちろん悪いことではありません。
ただ、窓口でしかできない手続きを残したまま、窓口だけを減らしていくのであれば、実際に銀行を利用する側の利便性についても、もう少し考えてもらえたらと思います。
特に成年後見では、ご本人のために必要な手続きを行っているので、こちらも簡単に省略するわけにはいきません。
便利になっているはずなのに、仕事で銀行に行くたびに、
「昔のほうが便利だったのでは?」
と思うこともしばしばです。
効率化と利用者の利便性。
もう少しうまく両立してくれたらいいのにな、と感じる今日この頃です。
ちなみに滞在時間は76分でした💦
